ARTIST
七人社
日本 出身日本
七人社は個人ではなく、昭和初期の東京で活動した商業デザイン・ポスターの研究団体。近代日本の商業美術・ポスターデザインの発展の中心人物である図案家・杉浦非水(1876–1965)が、1925年に結成した。杉浦のほか、荒井泉、久保吉郎、陶山博、小池巌、原万助、岸英夫、野村昇の7名の図案家が創立会員で、その人数が名の由来となった。石版画による独自のポスター作品を並べた『創作ポスター展』を重ね、少なくとも1927年の第2回、1928年の第3回が開かれた。ここで発表された作品は、金沢の国立工芸館や、杉浦非水の資料を持つ愛媛県美術館などに収蔵されている。企業の依頼による商業広告とは別に、独自のポスター・グラフィックの創作に取り組んだ日本最初期の団体の一つとされ、日本でポスターを芸術の域へ高める役割を果たした。1936年10月頃、広告美術系の他団体とともに全日本商業美術連盟に合流し、杉浦が会長を務め、以後、七人社としての独立した活動は終えたとみられる。
七人社から広がる系譜
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