ArtNote/作家/下田治
ARTIST

下田治

1924 – 2000日本 出身日本 / アメリカ
1850189419381982現在
■ 下田治の生涯 1924–2000

下田治(1924–2000)は、当時日本の統治下だった満洲に生まれた彫刻家。1947年に立教大学を卒業し、渡仏して1954年頃パリのアカデミー・ド・ラ・グランド・ショーミエールに学んだ。1958年に渡米してニューヨークに定住し、屋外・公共彫刻を制作し始めた。ホノルル・ロサンゼルス・ニューヨークで個展を開き、1970年からはバッファローのオルブライト=ノックス美術館の会員ギャラリーなどのグループ展に参加、72年にはニューヨークのロックフェラー・センターでの彫刻家のグループ展に加わった。1970年代を通じて、ニューヨークの現代美術の動向を伝える記事を日本の新聞・雑誌に寄せ、日米の美術界をつなぐ役割も果たした。円熟期の作は、明快な幾何学的形態からなる躍動的な抽象彫刻で、多くは屋外設置のため金属で制作された。日本の代表的な公共作に、札幌芸術の森の『ダイナモ』(1990年)や、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスの『ミネルヴァの翼』(1996年)がある。1997年に『かみつく犬』で第28回中原悌二郎賞を受けた。2000年にニューヨークで没した。

作品例

ダイナモ
かみつく犬
彫刻
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