ArtNote/作家/井上永悠
ARTIST

井上永悠

1898 – 1978日本 出身日本
1850189419381982現在
■ 井上永悠の生涯 1898–1978

井上永悠(本名・新太郎、1898–1978)は主に京都府で活動した日本画家。はじめ素塔と号した。伝記の資料によれば京都府(与謝郡・粟田の一帯とも)に生まれ、京都の絵画の学校で学んだのち、京都市立絵画専門学校に入った。1917年、『秋声』を第11回文展に出品した。のち結核を患って学校を退き、1922年頃に郷里で療養したのち、画業を再開した。若い京都の画家たちが官展の外に興した先駆的な日本画の団体・国画創作協会に出品し、のちに新樹社の展覧会にも作を出した。1938年頃からは東方美術協会とも関わったとされる。戦後は緻密で写実的な静物で知られ、南瓜(かぼちゃ)を繰り返し描いたことから『南瓜の画家』と呼ばれ、晩年は文学者との交流を深めたと伝わる。画歴の資料は限られ、受賞や網羅的な展歴は確認できない。

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