ArtNote/作家/井高帰山, 二代
ARTIST

井高帰山, 二代

1927 – 2009日本 出身日本
1850189419381982現在
■ 井高帰山, 二代の生涯 1927–2009

二代井高帰山(1927–2009)は陶芸家。兵庫生まれで、宮川香山ゆかりの系譜や出石の陶磁研究の機関で学んだのち、東京・目黒に自らの窯『帰山窯』を興した初代井高帰山(井高宗仙)の子で弟子。1967年の父の死で家の工房と『帰山』の号を継ぎ、駒沢オリンピック公園に近い目黒の地で四十年余りにわたり窯の活動を続けた。別号に即山がある。家の伝統を継いで、青磁・白磁・黄磁を軸に、色絵や金彩の技法まで幅広い高火度の釉の技を専門とし、茶碗などの茶陶や装飾的な器を作り、帰山窯に結びつく上品で端正な美意識を継いだ。目黒の地域の文化活動、目黒ユネスコ協会の美術展などにも関わったと伝わる。帰山窯はのちに次の後継者・井髙洋成に受け継がれ、三代目へと続いた。資料は専門の陶芸事典や、初代・妻よしを・井高文・二代帰山・井髙洋成を扱う自費出版の家史『帰山窯の100年』に限られ、詳しい展歴や受賞、日展など大きな公募展との関わりは確認できない。

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