ArtNote/作家/佐伯留守夫
ARTIST

佐伯留守夫

1912 – 1986日本 出身日本
1850189419381982現在
■ 佐伯留守夫の生涯 1912–1986

佐伯留守夫(1912–1986)は主に栃木県宇都宮で活動した彫刻家。1937年に東京美術学校(東京藝術大学の前身)を卒業した。卒業まもなく、彩色木彫の作で、官展の帝展・文展の後継である改組第1回文展に入選し、官展の彫刻の系統での画歴が始まった。主に彩色した木彫を手がけ、生涯を通じて直立した一人の立像を得意とした。作風は、初期の自然主義的で近代的なものから、次第に人体に形式的・装飾的な美を求める様式化へと展開し、これがその画業を特徴づける軌跡と評される。後年の代表作に、宇都宮美術館所蔵の木彫『双華』(1965年、186.5×57.0×60.0cm)がある。斎藤誠治・篠崎明夫とともに宇都宮が生んだ近代彫刻の中心的作家に数えられ、2013年初めに宇都宮美術館で三人を市の近代彫刻の礎として紹介する展覧会『彫刻のちから』が開かれた。出身地や東京美術学校での師、網羅的な展歴・受賞などは資料が乏しく確認しづらいが、生没年(1912–1986)は宇都宮美術館の所蔵に連なる資料で裏づけられる。

作品例

双華
木彫彫刻
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