ArtNote/作家/佐野文夫
ARTIST

佐野文夫

1918 – 2002日本 出身日本
1850189419381982現在
■ 佐野文夫の生涯 1918–2002

佐野文夫(1918–2002)は福島県会津の河沼郡湯川村生まれの彫刻家。東京美術学校(東京藝術大学の前身)で彫刻を学び、在学中からすでに官の公募展に入選しており、早くにその才が認められた。アジア太平洋戦争の召集で制作が中断されたのち、彫刻を再開した。1950年の第6回日展でデビューし、以後は発表の中心を、官のサロンに代わる在野の前衛的な団体・自由美術家協会へ移すとともに、福島の県展にも出品を続けた。とりわけ女性の具象彫刻で知られ、人体の的確な観察に裏打ちされた、みずみずしく生き生きとした表現が評価された。作品は郷里・福島県会津若松市の収蔵に残り、同市の地元作家の一人として記録される。東京美術学校での具体的な師や、その後の展歴・受賞などの詳しい記録は他の確かな資料では裏づけが得られず、注意を要する。

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