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全日本商業美術連盟
日本 出身日本
全日本商業美術連盟は個人ではなく、戦前の日本の商業美術(グラフィック・広告デザイン)の団体を束ねる全国組織。二次資料によれば、1936年10月に東京で、七人社・広告社・東京広告美術協会・中央図案社など約22の既存の商業美術の団体・デザインクラブが合同して正式に結成された。1900〜10年代から日本の商業・ポスターデザインを牽引してきた図案家・杉浦非水(1876–1965)が新連盟の会長に選ばれ、非水が創立に関わった従来の商業美術の団体との連続と声望を与えた。1920年代から30年代初めにかけて高まった『商業美術』の運動を統合するもので、その理論的な語彙は、『商業美術』という語を作ったとされ、影響力の大きい全24巻の叢書『現代商業美術全集』(1928–1930年)を編んだ図案家・批評家の浜田増治(1892–1938)に多くを負う。1938年には、戦時下の商業デザインを国家の生産に資する『産業美術』へと捉え直す動きのなか、全日本産業美術連盟へと改組・改称された。組織であり、生没の意味での生没年は該当せず、1936年と1938年は結成と改称の年である。
全日本商業美術連盟から広がる系譜
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