ArtNote/作家/古橋義朗
ARTIST

古橋義朗

1924 – 2006日本 出身日本
1850189419381982現在
■ 古橋義朗の生涯 1924–2006

古橋義朗(1924–2006)は栃木県日光の老舗旅館・古橋旅館の家に生まれた水彩画家で、生涯を日光の町で過ごした。ちゃんとしたアトリエをもたず、遠くへ出かける車もないなか、身近な男体山・中禅寺湖・大谷川といった風景をひたすら描き続け、数十年にわたり自由で色彩豊かな筆致の水彩に写しとった。公募の絵画団体・旺玄会に長く出品して受賞を重ね、この会などを中心に公の制作活動を行った。制作のかたわら日光の美術にも尽くし、栃木県芸術祭の審査委員を務め、日光スケッチ同好会を指導して地元のアマチュア画家を育てた。2006年の没後、その水彩は日光の風景の独特な記録として地元で再評価され、小杉放菴記念日光美術館が2024〜25年ごろに生誕百年の回顧展を開いたほか、日光生まれの画家をめぐる企画展にも取り上げられた。近年は東京の小山登美夫ギャラリーでも紹介されている。主流の東京の美術界の外で活動し資料が限られるため、修学や師など初期の経歴には不明な点が多い。

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