ArtNote/作家/国井誠海
ARTIST

国井誠海

1917 – 2009日本 出身日本
1850189419381982現在
■ 国井誠海の生涯 1917–2009

国井誠海(1917–2009、2009年12月27日没)は山形県生まれの書家で、生涯を通じて同県と深く結びついた。のちに山形にはおよそ五十年の書業を記念する国井誠海記念館が設けられた。戦後日本の「現代書」の先駆者と目され、とりわけ古典のかなの流麗さと近代的な美意識を結んだかな書の新しい取り組みで知られる。1946年に現代書の研究と後進の育成を目的とする書の研究会(青墨会、のちに晴心社と改組)を興し、晴心社は彼の没後も東京都美術館や上野の森美術館などで会展を続け、その学統の影響の大きさを示す。書を「ある時代の生きた言葉」と述べ、書を伝統の技芸にとどめず現代の美術のなかに位置づけようとした。1970年代からは国際的にも評価され、パリ・ニューヨーク・ロサンゼルスでも作品を発表して、近代の芸術としての日本の書の国際的認知に寄与した。作品集が英訳「Selected Works of Calligrapher Seikai Kunii」として刊行された。アートプラットフォームジャパンの日本美術家事典にも登録される。師や公募展での出品歴・受賞などの詳細は独立に確認できなかった。

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