ArtNote/作家/塔本賢一
ARTIST

塔本賢一

1943 – 2017日本 出身日本
1876191419511989現在
■ 塔本賢一の生涯 1943–2017

塔本賢一(1943–2017)は熊本市生まれの画家。五十代で名高い画歴を始めた独学の素朴派の画家・塔本シスコの長男。賢一自身も幼い頃から絵を好み、熊本で高校を出たのち、おおむね独学の独立した作家として歩んだ。関西で活動し、伝記によれば1970年ごろ母の近くの大阪方面へ移り、以後は母の制作を支え広める中心的な役割を担って、2005年の母の没後もそれを続けた。1973年ごろ、妻・塔本ヒロ子とともに大阪府枚方に絵画教室を開いて営みつつ、二人とも制作を続け、のちに夫婦で「RESTART」と題する二人展なども開いた。特定の学派や運動によらず、公募展や個展を通じて広く発表した。1984年に京都で個展「塔本賢一展」を開き、1985年に第7回日本エンバ美術大賞展で「U氏賞」を受けた。2010年代まで個展を続け、「塔本賢一の旅」(京都、2009年)「同 その2」(大阪、2010年)や2016年の「薔薇の物語」の連作などを発表した。没年の2017年には高齢の作家を主題とする展で大賞を受けたと伝わる。作品は京都国立近代美術館、浜松市美術館、松本市美術館などに収蔵される。独立の資料が限られ、受賞名や出品歴の全容は複数の権威ある機関では裏づけきれない。

作品例

薔薇の物語
絵画

関連の深い作家

塔本シスコ
1913–2005
母で素朴派の画家
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