ArtNote/作家/壹谷旭
ARTIST

壹谷旭

1937 – 2003日本 出身日本
1850189419381982現在
■ 壹谷旭の生涯 1937–2003

壹谷旭(1937–2003)はガラス工芸の作家で、近代日本のスタジオ・ガラス運動の先駆者の一人とされる。1937年、山形県尾花沢に生まれ、生涯の多くを同地を拠点とした。1953年から白井宏次郎にガラスの技法を学んだ。1963年の三軌会展に初出品して受賞し、同じ頃、国展にも初出品で入選した。1966年に三軌会の会員となり、以後数十年にわたり同会に出品して、大胆でありながら優美な色と洗練された技で評判を得た。銀箔を制御した窯変で金色に変化させてガラスに施す「窯稀彩」という独自の装飾の技を編み出したとされる。作は国際的にも認められ、1982年にはニューヨークのコーニング・ガラス美術館の収蔵品に入った。1984年には三軌会展で文部大臣賞を受けた。1992年に尾花沢で自らの工房「ガラススタジオ旭」を興し、没後も後継のもとで続いた。壹谷旭は2003年11月に没した。作品は北海道のディマシオ美術館などに所蔵される。一次的な美術館・図録の資料に直接あたれず、受賞名や年など一部は暫定とすべきである。

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