ArtNote/作家/家住利男
ARTIST

家住利男

1954 – 日本 出身東京 / 倉敷 / 国際(欧米・オーストラリア)
1876191419511989現在
■ 家住利男の生涯 1954–2026(存命)

家住利男(1954年生まれ、栃木県足利市出身)は、板ガラスを素材とした彫刻作品で国際的に知られる日本のガラス造形作家。カメラメーカー勤務を経て1983年に東京ガラス工芸研究所に入学し、1985年の卒業後に独自の制作技法を確立した。建築用板ガラスを接着剤で積層してブロック状に仕立て、石彫用の工具でカービングと研磨を施すことで、透明感の中に光の屈折と反射が生む独特の奥行き・陰影を表現する。ブランクーシやドナルド・ジャッドからの影響を公言しており、ミニマルかつ有機的な造形を追求。ニューヨーク・アート&デザイン美術館やボストン美術館、東京国立近代美術館など世界各地の公共コレクションに作品が収蔵されている。1995年から2016年まで倉敷芸術科学大学で教授を務めた。

美術運動

現代ガラス工芸(コンテンポラリー・グラス)
1985年〜現在

1970〜80年代以降に世界的に広まった、工芸の枠を超えた純粋彫刻としてガラスを扱う芸術運動。日本では富山を拠点に独自の展開を見せた。

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作品例

Bottle
Convexity
Form
P.041199
M.170401
ガラス彫刻立体造形インスタレーション

家住利男から広がる系譜

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同時代の作家

生田紀世子
1953–
同じ板ガラスの積層技法を用いる日本のガラス造形作家。1980年代から活動し家住と同世代・同分野の代表的存在。
藤田喬平
1921–2004
日本の近代ガラス工芸を牽引した先駆者。家住らが活動を始めた1980年代にはすでに重鎮として影響を与えた。
大平洋一
1946–
ヴェネチアで修業を積んだ日本人ガラス作家。国際的なコンテンポラリー・グラスの文脈で家住と並んで紹介されることがある。
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