ArtNote/作家/富樫光成
ARTIST

富樫光成

1884 – 1967日本 出身日本
1800185719131970現在
■ 富樫光成の生涯 1884–1967

富樫光成(本名・助蔵、1884–1967)は、彫漆(堆朱・堆黒などの彫り漆)と鎌倉彫を専門とした漆芸家。新潟県岩船郡に生まれた。1906年に上京し、漆芸の大家・堆朱楊成に師事して漆芸の世界に入った。農商務省・商工省主催の展覧会や日本漆芸展で受賞を重ね、1927年から帝展とその後継の文展に十二回選ばれ、のちに文展の無鑑査、日展の依嘱作家となった。日本伝統工芸展にも出品した。晩年は東京藝術大学の漆芸で非常勤講師を務め、日本女子大学の桜楓会でも指導した。梅や椿、滝、朝露などを文様とした堆朱・鎌倉彫の箱や器などが代表作で、作品は東京国立近代美術館(国立工芸館)などに収蔵されている。没する直前の1967年3月に日本橋三越で個展を開いた。

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