ArtNote/作家/山下充
ARTIST

山下充

1926 – 2016日本 出身日本 / フランス
1850189419381982現在
■ 山下充の生涯 1926–2016

山下充(1926–2016)は、大気を感じさせる油彩・水彩の風景で知られる洋画家。1926年5月31日、静岡県志太郡大井川町に生まれた。1942年に小堀進に水彩を学び始め、1949年に上京して水彩連盟の研究所で学んだ。1951年に画家・野口弥太郎に師事し、まもなく北海道への写生の旅を経て約二十点による初個展を開いた。1960〜64年ごろフランス・インド・香港などへ画のために旅し、1964年にフランスへ移って、以後およそ38年を主にパリとカンヌで暮らし制作した。この間、パリやヴェネツィアなどヨーロッパの街を、淡い調子と自由な筆で、光・水・大気を捉えて描いたことで知られた。1966年にル・サロン賞、1967年に安井賞の候補、1981年に第5回長谷川仁記念賞、1989年に第7回宮本三郎記念賞、1990年に第2回川村賞を受けた。東京の日動画廊で定期的に発表し、福本章・本荘赫太郎らとの「パリに描く」などのグループ展にも加わった。2002年に約四十年ぶりに帰国し、郷里の静岡の日本平や富士山の近くで没するまで描き続けた。作品はひろしま美術館・長崎県美術館などに所蔵される。経歴は画廊・美術館の資料が裏づけるが、正確な没日など包括的な記録は限られる。

関連の深い作家

野口弥太郎
1899–1976
師事した画家
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