ARTIST
峰岸義一
Giichi Minegishi
日本 出身日本 / フランス
峰岸義一は1920年代後半から戦中にかけて活動した洋画家で、二科会の前衛の急進的な側に連なった。1920年代の三科の動きや、二科会が1933年から実験的・シュルレアリスム前段階の作のために設けた二科展の「第九室」に結びつく。1929〜30年にパリに滞在中、詩人・批評家のアンドレ・サルモンやパブロ・ピカソらとの接触もあって、パリ・東京の前衛芸術家の会(Association des Artistes d'Avant-Garde Paris-Tokyo)の設立に関わったと伝わり、1933年ごろには東郷青児ら二科系の作家とともにアヴァンガルド洋画研究所の設立を助けた。1933年の第20回二科展に「サボンの過去(Le Passé du Savon)」などを出品し、この作はのちに日本の初期シュルレアリスムの記述に引かれた。1938年10月には、吉原治良・山本敬輔・山口長男・広幡憲・高橋迪章とともに、第九室の圏から生まれたおよそ29名(のちに45名)の研究団体・九室会の創立の六人の一人となり、東郷青児・藤田嗣治が顧問を務めた。同会は1943年まで東京で展覧会を開いた。この二科系の前衛の圏での記録された活動を超える、生年・没年・生地・後年の経歴の確かな資料は見あたらず、種データのおおよその1900〜1985年は未確認である。
美術運動
九室会
昭和前期
二科展第九室の圏から生まれた前衛の研究団体
作品例
サボンの過去
洋画
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