ArtNote/作家/幸村真佐男
ARTIST

幸村真佐男

Masao Kohmura (Komura)
1943 – 日本 出身日本
1876191419511989現在
■ 幸村真佐男の生涯 1943–2026(存命)

幸村真佐男(1943年、東京生)は、日本のコンピュータ・アートの先駆者の一人とされる美術家。多摩美術大学のプロダクトデザイン科の学生のとき、システムエンジニアの土屋春樹と出会い、1966年12月に日本初のコンピュータ・アートの集団CTG(コンピュータ・テクニック・グループ)を興した。CTGはやがて、東京のIBM科学データセンターなどに連なる美術・工学・科学の背景をもつ約十名に育った。幸村は正規の美術教育を受けた唯一の会員とされ、集団のなかで「アーティスト」の役を担い、芸術と技術・システムの視点を橋渡しした。CTGは初期のコンピュータ生成の肖像(ケネディやマリリン・モンローなど)やモーフィングのCGを作り、「サイバネティック・セレンディピティ」(ロンドンICA、1968年)や「コンピュータ・アート」展(東京画廊、1968年)などで国際的に認められた。1968年には対話的な描画装置「APM No.1」も発表し、のちの対話的・インスタレーション型のメディアアートを先取りした。1969年に多摩美術大学を出た。1970年代後半からメディアアート・CGの早い教育者となり、1980年代から漢字とアルファベットをアルゴリズム的に組む「非語辞典」の連作やCGカラーホログラムを、1990年代からはデジタル写真に軸を移して「LIFE LOG」「Glitch」「Suntrail」などの連作を展開した。西脇市岡之山美術館の「光の旅人」などの展覧会で紹介され、日本のメディア芸術の文脈でも評価された。没年・受賞の全容など一部は英語資料では記録が薄い。

美術運動

CTG(コンピュータ・テクニック・グループ)
1960年代

日本初のコンピュータ・アートの集団

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作品例

APM No.1
LIFE LOG
メディアアート写真
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