ArtNote/作家/日本絵画協会
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日本絵画協会

日本 出身日本

日本絵画協会は個人ではなく、明治期の日本画の団体である。1891年9月に日本画家・川端玉章と川辺御楯らの発起で東京に興った日本青年絵画協会に始まる。1896年(明治29)に改組・改称して日本絵画協会となり、岡倉天心(覚三)が副会長を務めた。同年9月20日から10月30日まで東京・上野で新名の下の第1回展を開き、以後、官展に比しうる発表の場を日本画家に与えようと、春秋の展覧会を定期に開いた。歴史上とりわけ意義深いのは1900年ごろで、岡倉が新たに興した日本美術院との合同の展覧会(絵画共進会)を共催した。1900年秋の合同展では、横山大観・菱田春草ら若い日本美術院の画家が、輪郭を用いない柔らかな色の実験的な作を出し、批評家に「朦朧体」と揶揄されて美術界に大きな論争を呼んだ。この1900年展が合同の活動の頂点とされ、以後は財政難と内紛で活動が次第に衰えた。後年の開催回数や解散の正確な時期は資料で確認できず、推測せず省いた。団体であるため個人の生没年はあてはまらず、種データの「1896/1905」は人の生没ではなく改称の年と活動の衰えの時期を映すとみられる。

日本絵画協会から広がる系譜

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