ArtNote/作家/松本弘二
ARTIST

松本弘二

1895 – 1973日本 出身日本 / フランス
1850189419381982現在
■ 松本弘二の生涯 1895–1973

松本弘二(1895–1973)は二科会の会員・理事を長く務めた洋画家。佐賀郡(現・佐賀市)に生まれた。中学を出て上京し、はじめ高木背水に、次いで青橋洋画研究所で、日本のアカデミックな洋画の中心人物・黒田清輝の指導を受けて洋画を学んだ。小説家・広津和郎との交友から文学にも強い関心を抱き、若い頃は雑誌編集者を務め、プロレタリア文学の集団『種蒔く人』とも関わった。のちアルス社の企画部長を務めるなど出版に携わったのち、絵画に専念した。1929年3月から31年7月までのフランス滞在が転機となり、帰国後は二科会に打ち込み、漁村の風景や港の情景、花の静物などを、大胆で力強い筆致で描いた。生涯を通じて二科展に出品を続け、晩年は同会の理事を務めて後進を育てた。1973年に東京・世田谷の自宅で肺気腫のため77歳で没した。

松本弘二から広がる系譜

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