ARTIST
榎本和子
1930 – 2019日本 出身日本
1850189419381982現在
■ 榎本和子の生涯 1930–2019
榎本和子(1930–2019)は戦後の前衛の時期に東京で活動した画家。戦前の前衛画家でシュルレアリスムの写真家・阿部展也(1913–1971)に学び、阿部は戦後まもなく現れた若い女性画家の圏の影響力ある導き手となった。福島秀子・漆原英子・草間彌生ら同世代とともに、榎本は日本の戦後前衛を前へ進める助けとなった若い女性作家の一人で、1950〜60年代のアンフォルメルなどの国際的な潮流を吸収した抽象の語法で制作した。戦後にたびたび分裂・再編をくり返しながら会員が実験的・抽象的な方向を深めた団体・美術文化協会に連なった。この時期の絵や、1980年代に及ぶ後年の作(東京のサタニギャラリーで個展「榎本和子 1987–1989」が開かれ、佐谷和彦・大岡信の文を収めた図録が出た)は、東京国立近代美術館、東京都現代美術館、横浜美術館の収蔵にある。男性の「アクション・ペインター」を重んじがちだった主流の戦後の美術史で長く見過ごされてきたが、ジェンダー研究の視点から再評価が進み、中嶋泉の研究に基づいて戦後日本の美術史における女性の抽象画家を位置づけ直した、東京国立近代美術館の大きな展覧会「アンチ・アクション 日本戦後絵画と女性画家」(2025–2026年)で取り上げられた十数名ほどの女性作家の一人となった。生地・美術学校での学び・受賞などの正確な情報は、あたった資料では確認しにくい。
美術運動
美術文化協会
戦後
シュルレアリスム系の日本の美術団体
関連の深い作家
阿
阿部展也
1913–1971
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