ArtNote/作家/毛利武彦
ARTIST

毛利武彦

1920 – 2010日本 出身日本
1850189419381982現在
■ 毛利武彦の生涯 1920–2010

毛利武彦(1920–2010)は日本画家で、長く美術教育に携わった。1920年に東京・荒川区日暮里に生まれ、父は高村光雲に学んだ彫刻家だった。1935年に画家・川崎小虎に学び始め、38年に東京美術学校日本画科へ入り、42年に繰り上げ卒業ののち召集され、台湾の山中で終戦を迎えた。帰国後、森村宜永に大和絵の技法を学んだ。1949年、戦後の日本画革新運動の中心人物・山本丘人を訪ねて弟子となり、丘人の周辺で、創造美術から新制作協会の日本画部を経て、近代的で国際的な日本画を掲げる創画会の中心的会員となった。1950〜60年代に新人賞を重ね、64年に新制作協会の会員となった。作風は、1950年代のパウル・クレーの影響を受けた風景から、ベルナール・ビュフェらの影響による重厚な構成、70年代の馬の連作、80年代のキリスト教主題へと展開し、密な構成と大胆な筆致による精神性ある様式を築いた。慶應義塾高校や武蔵野美術大学で教え、同大の名誉教授となった。2010年に肺炎で没した。

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