ArtNote/作家/沖縄美術家協会
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沖縄美術家協会

日本 出身日本

沖縄美術家協会は個人ではなく、戦後の沖縄で結成された画家・美術家の集団の団体である。1947年(昭和22)7月、沖縄戦の惨禍からなお立ち直りつつある、当時アメリカ軍政下の沖縄の東恩納で興った。当初は半ば公的な性格をもち、一部は米軍関係者への美術の鑑賞・作品の提供にも資したが、中心の会員はまもなくより大きな独立性と美術上の主導を主張した。指導的な存在に、東京美術学校で和田三平・金光国典に学んだ那覇生まれの洋画家・名渡山愛順(1906–1970)がおり、組織の中心となった。協会の主導で、米軍政の許可・援助のもと、会員は首里に土地を得て作家の共同体を築き、これが1948年に興った「ニシムイ美術村」となった。この圏に連なる会員に、安谷屋良亮・安次嶺誓宗・具志堅以徳・玉那覇正吉らがおり、ニシムイで共同で暮らし制作した。沖縄美術家協会の活動は、1949年に沖縄タイムスの支援で興った沖展や、のちに沖縄の作家のより広い統合を目指した沖縄美術連盟の結成など、戦後沖縄美術の制度化の広い流れへとつながった。団体であって個人ではないため、個人の生没年・国籍などの概念は厳密にはあてはまらず、ここで記す年は、協会の結成と1940年代後半のその直後の後継の活動を指す。

関連の深い作家

名渡山愛順
1906–1970
協会の中心となった洋画家
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