ArtNote/作家/現代美術懇談会
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現代美術懇談会

日本 出身日本

現代美術懇談会(通称ゲンビ)は個人ではなく、1952年から1957年まで関西で活動した美術の研究・懇談の集団である。1952年11月、大阪で、画家の吉原治良・須田剋太・山崎隆夫・中村真・田中憲三と彫刻家の植木茂が、朝日新聞大阪本社の文化部記者・村松寛の支援を得て結成した。新しい表現に取り組む作家が、絵画・彫刻・工芸・書・陶芸・華道などジャンルを越えて、既成の団体の序列に縛られず自由な個人として集う場として作られ、若い作家を育てる研究会としても機能した。参加者には、前衛書の森田子龍・井上有一・江口草玄、陶芸家の林康夫、画家の鶴岡政男や吉原治良自身など、戦後日本の前衛美術の重要な作家が多く含まれ、のちに具体美術協会を興す若い会員も多数いた。月例会や『ゲンビ展』を軸に活動し、1954年にはこれをもとに工業デザインを取り込んだ『現代美術市』も生まれた。1954年に吉原が16名の若いゲンビ会員とともに興した具体美術協会の母体として、歴史的に重要とされる。活動は1957年に終わった。

現代美術懇談会から広がる系譜

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