ArtNote/作家/田中千代
ARTIST

田中千代

1906 – 1999日本 出身日本
1850189419381982現在
■ 田中千代の生涯 1906–1999

田中千代(1906–1999)は、日本の近代的な洋裁教育とファッションデザインの基礎を築いたファッションデザイナー・教育者。1906年に東京で、外交官(のち外務大臣)松井慶四郎と妻・照子の長女として生まれ、国際的な名門の家に育った。1928年、地理学者の夫・田中薫の欧米への調査旅行に同行し、ロンドン・パリ・ニューヨークで洋裁とデザインを学んだ。1931年に帰国後、33年に大阪の阪神百貨店の婦人服部門で日本初の専属デザイナーとなった。1935年には、日本初とされるファッションショーを催した。1937年、1932年頃から組織していた研究会・さつき会を土台に、兵庫県武庫川(神戸市東灘区)に田中千代洋裁研究所を開いた。戦後は教育活動を広げ、1948年に田中千代学園、57年に東京・渋谷に田中千代服飾デザイン学校を開いて校長・理事長を務めた。1952年から59年まで香淳皇后の洋装の相談役を務めた。洋裁の教科書や事典を著し、その『田中千代 服飾事典』は洋裁教育の定番となった。1999年に没した。

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