ArtNote/作家/田中竜児
ARTIST

田中竜児

1927 – 2014日本 出身日本
1850189419381982現在
■ 田中竜児の生涯 1927–2014

田中竜児(本名・進、1927–2014)は兵庫県加古郡二見町(現・明石市)生まれの画家。戦後日本の前衛美術で、パンリアル美術協会と具体美術協会という二つの主要な集団に属した点で異色の存在である。1944年に京都市立絵画専門学校(京都市立芸術大学の前身)に入り、日本画を学んだ。1948年、三上誠・八木一夫・星野真吾らとパンリアル美術協会の結成に加わり、保守的な日本画を西洋・前衛美術の考えで刷新しようとして、1950年代前半まで同会で活動した。1960年代初めから、岩絵具や砂、ボンドをキャンバスに厚く盛り、筆ではなく羽根で塗って、暗い地に中央から外へ構成を広げ、自然を繰り返しの主題とする独自の技法を築いた。友人・白髪一雄の誘いで1963年から具体美術協会の会合に通い、65〜67年に正会員となった。1962年に第5回毎日国際美術展の公募部でコンクール賞を受けた。1986年にはフランスのアトリエ17でスタンリー・ウィリアム・ヘイターに現代版画を8か月学んだ。長く高校の美術教師を務めた。作品はテート(ロンドン)などに収蔵されている。

田中竜児から広がる系譜

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