ARTIST
田口安男
1930 – 2024日本 出身日本 / イタリア
1850189419381982現在
■ 田口安男の生涯 1930–2024
田口安男(1930–2024)は、現在のいわき市平に生まれた洋画家。第二次大戦の終結後に画家を志し、東京藝術大学で油画を学んで、のちに大学院に進んだ。学生の頃、アトリエの壁に残る絵具の付いた手形に打たれ、以後「手(て)」が生涯を貫くくり返しの中心の主題となった。若い油彩画家にとって戦後日本で最も権威ある賞の一つ・安井賞を受けて広く認められた。以後の数十年で、その手の像は大画面に広がり、「炎」「波」「眼」といった連なる主題と絡み合って、独特の半抽象・具象の作風をなした。田口はイタリアに滞在してルネサンス期の金地テンペラ画の技法を学び、この古典の方法の日本を代表する専門家の一人となって、1978年にその技法書を刊行した。1981年から1998年まで東京藝術大学の教授を務め、次代の画家を育て、のちに郷里のいわき市立美術館の館長を務めた。同館は「波」を含む作を所蔵する。2024年9月28日、千葉県で94歳で没した。安井賞を超える出品歴・所属団体・受賞の全容は、あたった資料では十分には確認できなかった。
作品例
波
洋画
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