ArtNote/作家/甲斐巳八郎
ARTIST

甲斐巳八郎

1903 – 1979日本 出身日本
1850189419381982現在
■ 甲斐巳八郎の生涯 1903–1979

甲斐巳八郎(1903–1979)は、水墨画の近代化で知られる日本画家。1903年1月24日に熊本市に生まれた。京都市立絵画専門学校(現・京都市立芸術大学)へ入り、日本画の大家・福田平八郎に学んで1927年に卒業した。卒業後は中国大陸へ渡り、南満洲鉄道(満鉄)の宣伝・広報部門に勤めながら制作や文筆活動を続けた。戦中は満洲・中国大陸を拠点とし、戦後に帰国して1947年頃に福岡県に居を定め、以後の画業の拠点とした。1948年、『筑紫路』で、進取の日本画家が集う日本美術院の院展に初入選した。この成功を機に、院展に多くの作品を出し、アカデミックな慣習を離れた近代的な水墨画の独自の様式を築いた。晩年もインド・パキスタン・アフガニスタンなどアジア各地を広く旅し、その体験をもとに墨一色の表現の可能性をさらに探究した。1979年に没した。京都と大陸アジアで学びつつ、九州(熊本・福岡)と強く結びついた画家で、作品は福岡県立美術館などに収蔵されている。

作品例

筑紫路
日本画水墨

甲斐巳八郎から広がる系譜

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