ARTIST
石山太柏
1893 – 1961日本 出身日本
1850189419381982現在
■ 石山太柏の生涯 1893–1961
石山太柏(本名・石山徳一郎)は日本画家で、1893年、山形県北村山郡(現・東根市)に生まれ、1961年に67歳で没した。はじめ郷里で樫倉雪松に日本画を学び、これが唯一の正式な師で、1911年に上京してからは、以後は師も弟子も持たず独立して制作した。1914年、初めての出品で、絵「渡場」が官展の文展に入選し、「霜枯(山寺)」「暮合(赤湯)」が日本美術院の院展に入選した。以後の二十年に院展に十回入選し、院友の資格に達したとされるが、正式な会員への推挙は受けなかった。1918年から、現在の東京・杉並区の天沼に住みアトリエを構えて没まで暮らし、風景画はしばしば杉並あたりの武蔵野の半ば田園の情景を描いた。1919年に東京美術学校の倶楽部で初個展を開き、小説家・有島武郎に称賛されたと伝わる。1935年に日本美術院を離れ、以後は機関のグループ展より個展に力を注ぎ、生涯に東京と郷里の山形で計17回の個展を開いた。今日はおもに、大正・昭和初期の杉並に連なる地元の日本画の風景画家として記憶されるが、標準的な日本の美術史の参照資料では比較的無名で記録の乏しい存在にとどまり、残る情報の多くは主要な美術館の人名事典ではなく地域の郷土・文化の資料に由来する。
作品例
渡場
日本画
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