ArtNote/作家/西村龍介
ARTIST

西村龍介

1920 – 2005日本 出身日本 / フランス
1850189419381982現在
■ 西村龍介の生涯 1920–2005

西村龍介(1920–2005)は山口県小野田市生まれの洋画家(本名・一男)。1938年4月に日本美術学校の日本画科へ入り、太田聴雨・川崎小虎・矢沢弦月に学び、洋画家・林武にデッサンも学んだ。1941年3月に卒業し、同年召集され、45年には特攻隊員として沖縄へ向かう途中で終戦を迎えた。戦後の1950年頃に上京し、はじめ企業の展示会の背景画を描いて生計を立てた。この頃、日本画から油彩に転じ、『龍介』の画号を用いた。二科会に出品を始め、1956年の第41回二科展で特待、58〜59年に二科賞を受けた。1968年、第53回二科展の『古塔』で東郷青児賞を受けた。1971年に内閣総理大臣賞、75〜77年に二科会の理事長を務め、88年に芸術選奨文部大臣賞を受けた。フランス・スペイン・イタリア・ベルギーを旅した後、水面に映るヨーロッパの古城や大聖堂、ヴェネツィアの情景を、点描に近い緻密な筆致と抑えた色、清冽な構成で描く『城シリーズ』を確立した。2005年に長野県軽井沢の病院で急性心筋梗塞のため85歳で没した。

作品例

古塔
油彩洋画

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