ArtNote/作家/邦千谷
ARTIST

邦千谷

1911 – 2011日本 出身日本
1850189419381982現在
■ 邦千谷の生涯 1911–2011

邦千谷(本名・久保田淑江、1911–2011)は東京で活動した近代舞踊・創作舞踊(創作舞踊)の舞踊家・舞踊教師。先駆的な創作舞踊の振付家・邦正美(邦正美)に学び、その舞台の姓「邦」を受け継いだとみられる。ビデオ・アーティストの久保田成子(1937–2015)の母方の叔母で、これは久保田自身の口述の証言や、文化庁のアートプラットフォームジャパンの日本アーティスト事典(DAJ)の久保田の項目に記録される。1957年、東京・目黒区の駒場に、一般に邦千谷舞踊研究所として知られる舞踊の研究所を興し、1960年ごろにはこの稽古場が、若い舞踊家・画家・音楽家が集い共に演じる、ジャンルを越える非公式の出会いの場となった。研究所を通じて、日本の自由即興の先駆けの合奏団・グループ音楽や、ハイレッド・センターに連なる面々といった前衛の集団と接し、その活動を迎え入れ、土方巽・大野一雄ら舞踊家もその圏を通った。十代の久保田成子がここで、のちにニューヨークでフルクサス・ビデオアートへ向かう東京の実験美術の場の思想に初めて触れた。(邦正美、さらに遠くは石井漠の系統に連なる)日本の戦後の近代舞踊の系譜を1960年代の前衛に結ぶ、媒介者・教師としてのこの役を超える、邦千谷自身の振付作・上演の歴・受賞の詳しい記録は、いまオンラインで得られる日本語・英語の資料では見あたらず、舞踊家・振付家としての作の記録は乏しい。

関連の深い作家

邦正美
1908–2007
師事した創作舞踊の振付家
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