ARTIST
鈴木真弓
1977 – 日本 出身日本
1876191419511989現在
■ 鈴木真弓の生涯 1977–2026(存命)
鈴木真弓(1977年生)は、宮城県女川町に生まれ育ったドキュメンタリー写真家で、祖父が1930年に興した写真館を営む家に育った。日本大学芸術学部で写真を学び、写真家・渡部さとるに師事し、のちに同学部の写真学科の准教授・助教として教員にも加わった。なお、資料により名の漢字が「麻弓」ではなく「真弓」で記されるが、どちらも読みは「まゆみ」で、伝記・経歴の詳細(1977年生、女川の出身、日本大学に連なる所属)が資料間で一貫することから、別人ではなく同一人物の漢字の異表記とみられる。卒業後はフリーで肖像を軸に活動したが、2011年の東日本大震災の地震・津波が郷里・女川を壊し両親の命を奪ったことで、その制作は大きく変わった。家の写真館とネガのアーカイブも流された。この喪失が、生き残った傷んだ家族の写真・肖像・文章を結んで悲しみを受け止め、町の復興を記録する、最もよく知られる企て「The Restoration Will」(Reminders Photography Stronghold の自費出版、2017年)の礎となった。この写真集はPhotoBoox大賞(イタリア、2017年)を受け、PHotoEspaña 2018(スペイン)で年間最優秀写真集に選ばれた。ポーランド・ポズナンのアルセナウ市立ギャラリー(2018年)、東京のKANA KAWANISHI GALLERY、KYOTOGRAPHIE など国際的にも発表した。2020年ごろからは、不妊治療の個人の体験を、自らの肖像・医療の像・野菜の静物で扱う新たなまとまり「豊穣」を展開する。東京・神奈川あたりに暮らし制作しつつ、女川へも定期的に戻っている。
作品例
The Restoration Will
写真
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