ArtNote/作家/長谷川勝三郎
ARTIST

長谷川勝三郎

1912 – 2001日本 出身日本
1850189419381982現在
■ 長谷川勝三郎の生涯 1912–2001

長谷川勝三郎(1912年2月9日–2001)は、栃木県鹿沼の木版画の収集家・アマチュアの版画家・美術の後援者。宇都宮中学の学生のとき、そこで美術を教えていた創作版画(創作版画)の作家・川上澄生に出会い、木版画に魅せられた。1928年、同好の同窓とともに自費出版の版画雑誌「刀(刀)」の創刊の中心となり、川上の直接の手ほどきで一時は自ら版画も作った。卒業後は大学へ進み、のちに新聞社に勤めたが、川上を敬い続け、東京・神田の版画の画廊に通って、川上の作を軸に、棟方志功・竹久夢二らの版画を加えた大部の個人の収蔵を築いた。川上澄生との親交と文通は、1972年の川上の没まで五十年余り続いた。1992年、およそ2000点の収蔵を郷里の鹿沼市に寄贈し、これが鹿沼市立川上澄生美術館の設立につながった。同館の開館後は名誉館長を務め、晩年を師の芸術の鑑賞の普及に捧げた。2001年、89歳で没した。おもに、職業として出品する作家というより、創作版画の伝統に連なる献身的な弟子・収集家・機関の設立者として記憶され、自らの版画の具体的な出品記録・受賞は確認できなかった。

美術運動

創作版画
昭和

自画・自刻・自摺を旨とした日本の版画運動

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