ArtNote/作家/青峰重倫
ARTIST

青峰重倫

1916 – 2001日本 出身日本
1850189419381982現在
■ 青峰重倫の生涯 1916–2001

青峰重倫(1916–2001)は木で制作した工芸(木工芸)の作家で、二十世紀半ばから後期に活動した。生没年(1916–2001)は、東京国立近代美術館(MOMAT)の一部・国立工芸館と、政府の営むアートプラットフォームジャパンの日本アーティスト事典という二つの独立した権威ある資料が裏づけ、いずれも活動の分野を「工芸」に分類する。残る記録は、木の刳物(くりもの、鉢・盆などの形を一塊の材から刳り抜き削り出す、良材の木目・杢を生かすことで珍重される技)の器の仕事を軸とする。国立工芸館は、1952年ごろから1985年に及ぶ青峰の作を数点所蔵し、なかにブビンガの材を刳って作った1956年の「ブビンガ鉢」や、古来(正倉院にも例が残る)その自然の暗い縞の杢で重んじられてきた稀少な日本の銘木・黒柿(くろがき)から作った大鉢がある。これらの美術館に目録された事実を超える、生地・師・所属団体・出品歴・受賞などの詳しい伝記は、日本語・英語の資料では裏づけられなかった。木・竹工芸の人間国宝(人間国宝)の認定者の一覧にも、近代日本の著名な木工の概観にも、この調査で当たった範囲では現れない。修学の系譜・出品の画歴をより詳しく確かにするには、日展・日本工芸会の記録など、専門の日本の工芸の展覧会図録の調査が要る。

作品例

ブビンガ鉢
木工芸
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