ArtNote/作家/香山小鳥
ARTIST

香山小鳥

1892 – 1913日本 出身日本
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■ 香山小鳥の生涯 1892–1913

香山小鳥(本名・利禄)は、1892年、長野県下伊那郡松尾村(現・飯田市松尾)に生まれ、1913年に21歳で没した木版画(木版画)の作家・素描家。飯田中学に通いながら、美術教師・岩井斎太郎に西洋画の素描を学んだ。卒業後に上京し、1912年に東京美術学校(東京美術学校)の予備の課程に入ったが同年に退いた。以後、木版画に向かい、職業の彫師・伊上凡骨に彫りの技を学んだ。東京では、まもなく影響力の大きい版画と詩の雑誌「月映」(1914年)を興す田中恭吉・恩地孝四郎ら、同校に連なる若い作家の圏や、挿絵画家・竹久夢二と親しく交わった。こうして香山は、1912〜13年ごろの活動が日本の創作版画(創作版画)運動の萌芽につながった、緩やかな作家の圏に数えられる。木版画は同人誌「密室」などや、この圏で交わされた版画の絵葉書に載ったが、現存し個々に記録される作は少ない。郷里の友・桧山幸之助はのちに雑誌「仮面」に二人の親交の回想を記した。香山は大正2年(1913年)に没し、有望な画歴が絶たれた。若くして没し残る資料が小規模なため、これらの事実を超える伝記の詳細は乏しく、おもに地域(長野・飯田)の伝記の資料や、田中恭吉・月映の圏の研究のなかの言及を通じて知られる。

美術運動

創作版画
大正

自画・自刻・自摺を旨とした日本の版画運動

関連の深い作家

伊上凡骨
1875–1933
彫りを学んだ職業の彫師
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