ArtNote/作家/高坂雄水
ARTIST

高坂雄水

1910 – 1972日本 出身日本
1850189419381982現在
■ 高坂雄水の生涯 1910–1972

高坂雄水(本名・瑞夫、1910–1972)は、秋田銀線細工の名手として知られた金工家。1910年に秋田県北秋田郡田代町に生まれ、4歳で秋田市へ移り、15歳で竹谷屋本店に弟子入りして銀細工を学んだ。独立後、はじめは打ち物の記念の銀盃などを作った。1937年に仙台へ移り、国立工芸指導所に入って金属の表面処理や彫金を学んだ。主に鍛金の花瓶を手がけ、商工省の工芸展に六回選ばれ四回受賞した。1952年に日展に初めて出品して落選したが、53・54年には入選した。のち秋田へ戻り、秋田市立工芸学校の教師として後継者の育成に力を注いだ。1955年、その技が記録・保存の措置を要する選択無形文化財に指定された。以後、日本伝統工芸展に六回選ばれ、1971年に卓越した技により国から『現代の名工』として顕彰された。彫金と鍛金を組み合わせ、繊細さと堂々とした大きさを併せ持つ作風で知られた。1972年に没した。第9回日本伝統工芸展に選ばれた『銀線飾壺』が金沢の国立工芸館に収蔵されている。

作品例

銀線飾壺
金工銀線細工鍛金
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