ARTIST
黒耀会
日本 出身日本
黒耀会は個人ではなく、大正期のアナキズムの美術・政治の集団で、1919年12月に東京で結成された。東京美術学校で洋画を学んだ、アナキズムに連なる洋画家・挿絵画家・漫画家の望月桂(1887–1975、筆名・犀川凡太郎)を中心とした。名は、先史時代の人間の暮らしに欠かせなかった石・黒耀石に由来し、根源的な人間の自由への回帰を象徴した。社会革命と芸術革命は不可分だという前提のもと、画家・作家・音楽家・労働運動家を結び集めた。活動には、誰でも審査なしに参加できるアンデパンダン式の公募展(日本で最も早い時期のものの一つ)や、演劇・演奏会、自ら刊行した雑誌『黒耀』があった。アナキズムの理論家・大杉栄、社会主義の先駆者・堺利彦、民俗学者の橋浦泰雄、浪花節の添田唖蝉坊らが関わり、参加した。大杉栄らの出品作は反体制的な内容ゆえにたびたび警察に押収され、1910年の大逆事件後の、アナキズム・社会主義への厳しい監視を映していた。全部で四回の展覧会を開いて1922年頃に解散した。後年、日本の美術史家により、後の1920年代のプロレタリア美術運動の先駆、また長く見過ごされてきた日本前衛美術史の重要な一挿話として捉え直されている。
黒耀会から広がる系譜
ノードに触れると関係が表示・ドラッグ可
黒耀会の作品と出会ったら、ArtNoteで記録しよう作品を撮るだけ。タイトルも作家も、AIが整理します。
アプリを入手
この解説はAIが生成し、ArtNote編集部が確認しています。
誤りを報告する